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追悼文 「取材に強い記者」で同時に「書ける記者」というのは、なかなかいないとよくいわれます。往々にして「取材に強い記者」は文章力に難があり、「書ける記者」は取材力が劣るというのが新聞記者の常のようです。とはいえ、時にはこの二条件を兼ね備えた新聞記者に出会えることがあり、わたしたち外部の編集者は大いに頼りにさせていただいているわけです。しかし、この二条件に加えて「編集センスのある記者」となると、まずお目にかかれません。このすべてを備えていた稀有の人が、小林収さんでした。編集者の私から見て、いつも脱帽させられる抜群の編集センス。日本のジャーナリズムは本当に惜しい人材を失ったと悔やまれてなりません。 このサイト上の各コンテンツの著作権は小林収メモリアルサイト制作グループもしくは、このサイトにコンテンツを提供していただいた各企業、各寄稿者に帰属します。無断転載はお断りいたします。 このサイトに関するお問い合わせはinfo@kobayashiosamu.net までお願いいたします。 |